土木業界で17年間働いてきて、 「辞めたい」と思った時期もあれば、 「続けてよかった」と思える瞬間もありました。
土木の仕事は、良いところと悪いところがハッキリしている業界です。 今日は、僕が実際に働いてきた中で感じたリアルなメリット・デメリット をまとめます。
■ 土木業界の悪いところ
まずは、辞める人が多い原因にもつながる“悪い部分”から。
① 働き方が過酷になりやすい
特に昔は、
朝7時〜夜23時
休日出勤当たり前
休憩なし
現場優先で予定が崩れる
こんな働き方が普通でした。働き方改革で改善されつつありますが、 現場によってはまだ厳しいところもあります。
② ミスの責任が重い土木の仕事は「確認不足」が命取り。
工程遅延
職人さんへの迷惑
上司からの叱責
会社の信用問題
精神的に追い込まれる人も多いです。
③ 人手不足で一人の負担が大きい若手が入らず、ベテランが辞めていくため、
一人で現場を回す
書類も段取りも全部自分
休みが取りづらい
という状況が起きやすい。
④ 覚えることが多すぎる
土木の現場は 一つとして同じものがない。
地形
工法
施工条件
近隣環境
発注者のクセ
すべて違うため、 経験でしか成長でき
ない部分が多い。
器用な人は伸びるけど、 そうでない人は苦労しやすい。
⑤ 昔気質の文化・パワハラ気質が残っている業界全体が変わりつつあるとはいえ、
怒鳴る
感情的に叱る
人前で叱責
理不尽な指示
こうした“昭和の名残”はまだ残っています。
僕の周りでも、 これが原因で辞めた人が一番多かった と感じています。
■ 土木業界の良いところ
悪いところも多いですが、 続けて
きたからこそ分かる“良い部分”もあります。
① 給料が安定している
土木は景気に左右されにくく、 公共工事も多いため 収入が安定しやすい。
月給
手当
ボーナス
現場手当
家族がいる人にとっては大きい。
② 土木の仕事は 毎年現場が変わるのでリセットできる。
人間関係
作業内容
環境
発注者
すべてリセットされるため、 嫌な現場が続くことは少ない。
『もう無理だ』と思っても、 次の現場で気持ちが切り替わることが多い。
③ 達成感が大きい土木の仕事は 形に残る。
道路
橋
河川
公園
インフラ設備
自分が関わったものが地図に残る。 これは他の仕事では味わえない喜び。
④ 技術が身につく
経験を積むほど、
段取り力
問題解決力
コミュニケーション力
現場判断力
が鍛えられる。
どこに行っても通用するスキルが身につく。
⑤ 働き方改革で環境が改善されてきた
ここ数年で大きく変わりました。
残業が減った
休日が増えた
パワハラが減少
ICT・AIで業務が効率化
昔と比べると、 「働きやすい業界」に確実に近づいています。
■ まとめ:土木業界は厳しい。でも続ける価値もある
土木業界には悪いところも多いですが、 良いところも確かにあります。
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